お姫様と王子様°Nozomu°

姫と王子 23 ページ23

私は、着替えてリビングに向かった。









リビングに入ると、一瞬でいい香りがする。









テーブルには、トースト、ウインナー、サラダ、など、美味しそうなご飯がたくさん並んでる。









朝ご飯なんて、久しぶりかも。









小瀧「ほら、(人1)。できたから、食べるでー。」









小瀧がそう言うから、私もテーブルについた。









「「いただきます。」」









2人揃ってご飯を食べる。





誰かと食べるなんて、ホントに久しぶりで、なんだか嬉しかった。









小瀧「俺、誰かと一緒に食べるの久しぶりやわー。」









小瀧も同じこと思ってたみたい。









「でも、学校では女の子と食べてるじゃん。」









小瀧「あんなん、上辺だけやん。おもんない。」




小瀧「でも、(人1)は別。バカやからおもろい笑」









ホント、失礼なことしか言えないのかな。









「バカって、なによ。私、成績は優秀だし。」








小瀧「そういうバカちゃうねん笑」









「どういうバカよ笑」









小瀧とは、話してて、楽しい。




私も自然と笑顔になれる。









それに、さっきのはちょっとドキッとした。





正直こんな奴に、って感じだけど。









"(人1)は別。"









これを思い出すたび、顔が熱くなる。

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