不器用くんの恋愛事情 《F.Kikuchi》 2 (改)

clmsy prince 4△ ページ5

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今日はおばあちゃんが体調悪くて









自分でお弁当作るのもめんどくさいし









購買でメロンパンを買おうとしたら









｢メロ(おばちゃん、メロンパン１つ。｣









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何奴!？









ラストメロンパンを奪ったのは！









　




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｢あ、(人2)。｣









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｢風磨かい！｣









｢ごめん、ちっさくて見えなかった(笑)｣







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｢私、お昼ご飯ないんだけど！｣









パンは完売だし…









｢前、私もグミ食べちゃったもんね(笑)これでチャラで!｣









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教室に戻ろうとしたら









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｢ん。｣







もう片方は口にくわえながら









はんぶんこして渡してくれた。









｢ありがとう…｣









｢授業中、腹鳴って
食いしん坊てあだ名ついたらさすがに可哀想だし(笑)｣









風磨のそんな笑顔に









心が高鳴った事は









　

嘘がつけなくて









　









頬が赤くなってくる。









小さいときは可愛かった笑顔を









不覚にもカッコいいって思っていた。









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