木村良平の元彼女は気象系の6人目 (ページ9)

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関係4 ページ9

　Aside

『、、、……そろそろ戻らないと…』

どの位そうしていたか…戻らないと怪しまれちゃうかな。戻る為水滴を拭いて扉を開けたら驚いたわ…だってそこには…

『！？………良平…』

良平「…待ってた。」

『っつ……』

ﾊﾟｼｯ

良平「待って！！」

どうやら、私が出てくるの待ってたみたい…なんでこのタイミングで…私は、良平を素通りしようとしたが、手首を掴まれて掴まってしまった…

『!?…離してっ！！』

良平「やだ！離さないよ！お願いだから、話しを聞いてよっ…」

『……っつ…嫌よ』

離して！離さない！聞いて！聞かない！のやりとりをずっとしていた。

『もっ…本当、なんなの…』

良平「っ…A、少しでいいから聞いて…」

『……っ…………』

私が無言になったのを肯定ととったのか、良平は話し始めた…

良平「…A…あの日、Aは俺を嫌いで別れたの？理由、あったんじゃないの？」

『………っ…そんなの…』

良平「そんなの？」

『っつ………ごめんなさい…………話せない…』

良平「っ……そっか…A1人に押し付けたんだね…」

『ちがっ…

良平「わないよ。」

っ……良平…』

良平はなんとなく気付いていたのかな…あの頃から…でも、伝えられない…ごめんなさい…ごめんなさい…

伝えたい…

伝えられない…

どうして、私達は一緒に居れないんだろ…

ねぇ…どうしてかな？

私は…わからないよ…

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※長くなるので、前編、後編にわけます。亀更新ですが、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

作者