木村良平の元彼女は気象系の6人目 (ページ8)

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関係3 ページ8

　

福山「そういえばさ〜A、この間の熱愛って本当？」

『え？…あぁ〜……う〜ん、本当と言えば本当かな。』

福山「え？なに、どうゆう事？？」

『うーん…何年か前の彼氏でした。が正解、かな。』

福山「は？なんで今更…」

数日前に出た熱愛スキャンダルについて振られてAは苦笑いした。

『私熱愛でた事ないから、マスコミからしたらほしーよね〜』

まりか「え？」

『色々あって取引したの。潰さないといけない記事の為に』

福山「なに？それで、でたのあの熱愛。」

『そう。相手に了承取って写真撮らせたの。だから、現在の関係は友人かな。というか恋愛はする気はないんだ〜』

唖然としている周りの雰囲気にAは苦笑いして手を叩いた

『と、言うわけで！この話しは終わりでーす♪』

福山「……そうだね。なんかごめんね。」

『大丈夫です！気にしてないでーす！』

その場の雰囲気を変えるように笑いながら、話しを変えたAだった
そして、しばらく時間が経ちAはお手洗いへと立ったのだった…Aが立った後人知れずに立った人物に気づかずに……

ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ…

『っつ…』

あの日…決別をした日…もう、恋をする事はないと漠然と思った…

案の定、誰と付き合っても良平が出てきた…別れた時…あの時の泣いていた、彼が…

大好き…愛してる…だから、守りたかった…良平の夢を知ってたから…

良平を絶望させたくなかった…だから、離れる事を選んだのに…

良平を見ると、心が乱れる…泣きたくなる…

私にとっての良平との時間は…
一生分の恋だったんだから…

『……やってらんない…自分で決めたのに………馬鹿みたいだわ…ふふっ…笑っちゃう…』

あの日から抜け出せない、A苦しげな顔をして、しばらくお手洗いにいたのだった…

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