木村良平の元彼女は気象系の6人目 (ページ5)

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再会4 ページ5

　

『ふぅ…』

ドアがしまります。

？「待って待って！！乗ります！！」

車から降りてエレベーターに向かい乗り込んで、扉を閉めようとした時。エレベーターに走り込んできた人がいた…その人物を視界に入れてAは驚き、目を見開いた。

『！？…っつ……』

良平「すみません、ありが……っ！？」

お互いに驚き見つめ合う2人…しばらく無言だったが、Aが挨拶を、した。

『……木村さん、おはようございます。』

良平「っ…A……」

『……名前で、呼んだらおかしいでしょ？今日、久々に会ったんだから…』

良平「なんの関係もないわけじゃないんだから…名前で呼んでもいいだろ？おかしくない！！だから、Aも名前でよんでよ…お願いだから…」

『……………………良平。』

良平「！？…ありがとうっ…」

結局、辛そうに話す、木村に根負けして名前を呼ぶ(蓮華)だった。その後、なにも話さずに現場に入る２人だった

『お疲れ様でした。』

まりか「お疲れ様～」

津田「おつかれ～」

収録後、それぞれの声優さんと挨拶すると、そのままブースを後にした。

良平「…ちょ……Aっ…！？まっ…待って！！」

『……はぁ…なに？』

良平「ねぇ、話し聞いてよ…俺に少し時間つくって…」

『……ごめんなさい。良平の思ってる事には答えられない。』

良平「なんでっ…」

『私に極力関わらない方がいいよ。それが良平のためだから……』

良平「A…」

『っ…ごめんね…さよなら。』

そのまま良平を残し、その場を去り次の仕事へ向かったのだった…

この日、良平との関係を他人とはっきりしたつもりだった…この日から良平は少し変わった気がする…良平が仕事に集中して、彼女を作ったとの話しをちらほら聞いたりみたりした。だから、私と良平は職場で会う仲間となったはずだったのに…良平の言葉や噂に傷つく私がいるのはなんでだろう…
ごめんなさい…良平…

　

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