木村良平の元彼女は気象系の6人目 (ページ4)

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再会3 ページ4

　

2005年5月某日

『…………っ…はぁ…うっ………………はっ……はぁ、はぁ…………なんて、夢よ…』

なんて、懐かしい過去を夢で見たんだろう…なんで今更…良平の夢…あの日の夢を……
あの日…事務所幹部の条件をのんで、私は良平と別れる事を選んだ…嵐の未来…大切な良平の未来を守る選択だった…

『っ…今更…………今日のアフレコは、良平と会うからかな………平常心たもてるかな…』

心、保てるかな…私は、まだ良平を想ってる…けれど…今更…何にも言えないよ……

『………………良平…』

Aは頭に手を置くと静かに涙を流した……
しばらく泣いていたが、支度の為にベッドから出たのだった

　

　

　

　

『ふぁっ………おはよう～瀬崎ちゃん』

瀬崎「おはようございます。Aさん」

支度が終わりマネージャーの瀬川が付いたので、自宅から降りてきた、Aはそのまま車に乗り込んだ。そして、現場に向かい走りだす。

『…………今日って仕事これだけだっけ？』

瀬崎「いえ、雑誌の撮影がこの後あります。それで、今日は終わりです。」

『そか、了解。ありがとう～』

瀬崎「いえ、いえ。…………Aさん、なにかありましたか？」

『…………いや、なにもないよ。心配してくれてありがとう～』

瀬崎「なんでもないなら、いいんですけど…」

Aはそのまま目を閉じて物思いに伏せるのだった…
瀬崎は、曖昧なまま、現場へ向かい車を走らせる、瀬崎だった。。

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