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今日の会議は初めて参加する会議だから結構気合い入れて来たのに…

…会議室はカオスだ。


「もぐもぐもごもご…っん、つまり俺がヒーローだ!」

「地球温暖化の話だろ。お前がヒーローなんて話はしてねえよバカ」

「言うことは結構マトモなのに言う人がイギリスだからな〜、お兄さんイギリスに反対〜」


はい、まずこの三人で喧嘩が始まる。


「全く、騒々しいあるね。お茶準備してやるあるから少し落ち着くよろし。今なら特別に半額にしといてやるある」


そして中国が誰も聞いちゃいないのに勝手に商売を始める。


「ヴェー…」zzz…


あろうことかイタリアは寝ている。

日本とロシアはマトモに会議に臨む姿勢が見受けられるが、ロシアはこの騒々しさに首を突っ込むつもりはないらしい。日本は「あ、あの…」
とワタワタしている。


「………………」ワナワナ


私の隣の席のドイツは爆発寸前。

どうすりゃいいんだこれ、会議は全く進んでない。…どうすりゃいいんだこれ。


ガタッ!!


あ、とうとうドイツが立ち上がった。…ヤバい奴これ。


貴「あの…ドイツ、落ち着いて?」

「む?この状態で会議などできん。落ち着いてられるか」

貴「いや、私が止めてくるから」

「は…」


さすがに横で怒鳴られるのは嫌だわ。ドイツが怒鳴って微妙な空気のままっていうのも会議はできないと思うけど。

まず手を付けたのは喧嘩してる三人組。


「ヒーローはここで助けに入るんだ!反対意見は聞かないんだぞ!」

「大体な、お前みたいな奴がそうやって会議仕切っても…」あーだこーだ

「イギリス、そんなセンスのない言い方しなくてもいいだろ〜?もっと美しく…あ、やっぱ無理!イギリスが美しいなんて無理!」

「何だと!!」


こんなの↑からだんだん貶し合いになっていった。


貴「はーいはい、もう三人の欠点聞き飽きたから。貶し合いなんて幼い子供みたいなことしてないで会議に集中しよーねー?」

「そうだぞ!」

「いや、お前もだろ!」

「お兄さんもリルちゃんに同意〜」

「お前もだ!!…ったく」


よし、片付いた。はい次中国


「うわーん誰も聞いてくれないあるー!」


誰も聞いてくれないから泣いてる…w
可愛い


「ねえ中国、誰に話してたの?」

「皆に話してたある!」

「そっか、多分最初から誰も聞いてないからこのお茶しまって?」

「リルもひどいあるー!」

「今度中国の家のご飯が食べたいなー」

「よし!待っとけある!」


チョロいw

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作者名:柚香 | 作成日時:2018年4月8日 0時

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