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山口から高知へと走り抜け
約1週間ぶりだというのに偉く久しぶりに思える東京と我が家で
のんびりとした時間を過ごして、じわりじわり迫り来る来年を待っていた。…のだが



『あのオニーサン大変申し訳ないんですけど』

「オニーサンじゃないです旦那です」

『……あ、はい済みません。
それでですね旦那さん』

「なんでしょう?」

『服着て貰ってもかまいません???』


私の隣に座る紀章さん、それ自体は構わないのだが問題はその姿である。あえて言うと半裸な点。
お風呂から上がったばかりだというのにそれでは冷えてしまうと言う心配と私の心臓に悪い上に目のやり場に困っている。


「えー?どーしてですかー?」

『見るからに寒そうだからですかねー』

「の割に目が合わないですけど」

『隣に座ってるからかと』

「ふぅんそりゃ残念」


うわ興味無さそう。紀章さんが聞いたくせに。
よーいしょっと言う掛け声とともに視界の端で肌色が動いてほっと一安心。そう、いつかぽんぽんいたいいたいになりそうで怖くもあるのだ私は


『あ』

「ならこれ要らないよね」


私の手元から上方向へ、そして視界から消えていく私の相棒のスマホちゃん。代わりに来ましたとばかりにドアップの紀章さん。

……………………………………ちょっと待って下さいよ(某先輩の物真似)



「あ、こら。そっぽ向かない」

『あー困ります!困りますお客様!!私の首はそちらに向くように出来ておりませんので!!!』

「そーだねー」

『ちょっ…力強ッッッッ』


顎を掴んだ手が無理矢理に前を向かせようとしてくるのに必死の対抗。…だが悲しきかな、男女の筋力差などまはや語るまでも無く、抵抗虚しく顔は恐らく紀章さんの方へとむけられる。

因みに恐らくってのは私が目をおもっきし瞑ってるから予想でしか無いためだよ!!!







「……あ、そう。そんなことしちゃうんだ?ふぅん」



…………あ、やらかしたかこれ

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愛夢(プロフ) - 紀章さん好きには堪らない作品ありがとうございます!!更新頑張ってください! (2023年2月6日 18時) (レス) id: 1fb4caaf97 (このIDを非表示/違反報告)
最小幹部 - Yuiさん» Yuiさん、返信大変遅くなってしまい申し訳ありません。コメントありがとうございます!マイペースに更新しているのでまた覗いて頂ければ幸いです(*^^*) (2022年2月6日 20時) (レス) id: 1b7127d9e3 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 紀章さんファンなんで小説を作成してくれてすごい嬉しいです!続きを楽しみにしてます! (2022年1月16日 13時) (レス) @page5 id: 3c14c8fbd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:最小幹部 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年1月15日 8時

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