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主将交代 ページ12
Aside
黄瀬君が1軍入りして数日…私は涼太君になぜか異様に懐かれている。
ちなみに私は涼太君と呼ばせてもらうことにした。
黄瀬「Aっち〜！」(ギュウ
「涼太君！」
黄瀬「疲れたッス〜」(スリスリ
「ふふっ…お疲れ様」
涼太君は基本いい子で、認めた人のことは“っち”をつけて呼ぶようだ。
でも……1つ問題がある。
1軍に上がったばかりの涼太君には教育係がつくのだが、涼太君は教育係のテツ君を認めないのだ。
んーどうするかな……
それにしても………大丈夫かな………修ちゃん……
そして練習も終わり、私は修ちゃんと一緒に帰る。
「〜〜だったんだって！」
虹村「へえ…………それより、A。お前もう気付いてるだろ」
「！……何が？」
虹村「バーカ、そんな分かりやすい反応で気づかないわけないだろ。幼馴染みナメんな」
「…………分かってるよ。主将、止める気なんでしょ」
虹村「やっぱり気づいてんじゃねぇか」
「最近の修ちゃんを見てたら大体分かるよ」
虹村「ははっ…お前には隠しきれねぇか」
「……迷いは？」
虹村「無えことも分かってんだろ？」
「………」
……止めても無駄か……
「修ちゃん！」(ギュウ
虹村「うおっ！」
「………主将、お疲れ様」
虹村「………おう」(ギュ
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作者名：スガ | 作成日時：2019年10月30日 20時
