3時間目前半 ページ11
二ノ宮side
ニ「あー、今日同窓会か」
百「成人式ぶりだから楽しみだよ」
ニ「もしかしてお前ら半年に一回くらいのペースで会ってんの?」
叶斗は同窓会に行くらしい
百「てか、もう行くね。二次会は参加しないつもりだから…」
ニ「あーちょっと待って」
百「ん?なに?」
何故かポッケに入ってた煙草に火をつけ吸うと、マーキングもかねて煙を叶斗に吹きかけた
百「…受動喫煙って知ってます?」
ニ「ごめんなさい」
百「てか、煙草吸ってたんだね」
ニ「いや、なんかでもらったやつこれ。今日初めて吸ったよ。」
めちゃくちゃ嫌な顔をされた後に少し苦笑いされた
てか煙草ってまずいね、なんでこんなものを吸ってるんだ?
百「大丈夫大丈夫、匂い付けなんかされなくても皆知ってるから」
ニ「…おい待てそれどういう」
百「あと、マーキングじゃないほうの意味も知ってるよ」
悪戯に笑って出ていった
ニ「知ってんのかよ…」
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ちょっと時を戻してみたり
百瀬side
松「叶斗って二ノ宮先生と仲良いよね」
百「…まあね」
特に他意のない言葉だったが少し驚いた。というか、びびった。
気づいてからヘラリと笑ってみる
松「普段どんな話してるの?」
百「えーっとね」
すこし上を向いて思い出す
百「…この間の定期の点数で引かれたりとか?」
松「そんな悪かったの?」
百「98点の解答欄書き間違えでマイナス2点」
松「まぁ、それは引くよね」
百「まじで?」
松「勉強以外は?」
百「んー…?」
〜回想〜
百「同棲始めたら先生の家だよね?」
ニ「そうだな」
百「部屋あるの?」
ニ「物置部屋片付ける」
百「へぇー片付くの?」
ニ「何を持ってそんなこと聞くの」
百「この社会科準備室の散らかりようを見てかな」
ニ「………」
百「大丈夫?俺の住むとこある?」
ニ「片付かなかったら僕の部屋で」
百「あー片付かなくてもいいかも」
ニ「おい」
〜回想終了〜
百「…社会科準備室の片付け?」
松「叶斗なんかそれパシられてない?」
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作者名:舞宵 弥太楼 x他1人 | 作成日時:2020年5月27日 17時