�� ページ42
小指を離そうとした時､大きい啓悟の手が私の手をギュッと握った
あの時はあんなに小さかったのに…
思わず笑みが零れる
A｢指切らなきゃ指切りげんまんじゃなくなるぞ？｣
ホークス｢だって指切ったらAまたどっか行っちゃう気がして…｣
不安げな啓悟の柔らかい髪を撫で安心させるように彼を覗き込む
A｢今度はどこも行かないよ｡もう､絶対に｣
ホークス｢…絶対？｣
A｢あぁ｣
大きく頷き握っている手に指を絡めると啓悟は年相応の笑みを見せる
可愛い
ホークス｢ならいいや！あ､でもまだ手は繋いだままね｣
A｢ん｣
手を繋ぎながら夜空に浮かぶ星を眺める
そうしながらもお互いの現状を話し情報交換をした
A｢成程ねぇ…まーた公安は面倒な事やらせてんだ…人使い荒すぎ｣
ホークス｢AもAで大変そう｣
A｢お互い苦労が絶えないな｣
溜息をつき変わり映えない街を眺めた
ホークス｢…ずっと聞いてみたかったんだけどAの目指すヒーロー社会ってどんなのなの？｣
A｢ん〜…｣
考えた事なかった
しばらく考えたのちに一つの答えが生まれる
A｢…ヒーローが暇を持て余す社会にしたい｡子供達が夢見る職業がヒーロー以外の別の職業､医者や消防士､お菓子屋さんって言うのが多くなるような平和な社会にしたいな｣
ホークス｢すごいわ｡俺と同じ｣
A｢マジ？｣
ホークス｢マジ｡俺もいつかヒーローが暇を持て余す社会にしたいって思ってる｡俺のこの翼で必ず｣
A｢じゃあ速すぎる男として実現させてくれ｣
ホークス｢任せて｣
A｢頼もしーい♡｣
後ろから倒れ込み夜空を見上げる
A｢毎日忙しくてやんなっちゃうな｣
たまには夜に寝たいとボヤけば啓悟は笑った
ホークス｢A､生前より生き返ってからの方が忙しくない？学生にヒーローっしょ？俺なら無理｡死んでる｣
A｢あはっこれはもう慣れだ｣
ホークス｢ちゃんと寝てる？｣
A｢学校で寝てる｣
ホークス｢ほぼ寝てないって事じゃん｣
A｢前もそうだったしいーの｣
ホークス｢心配なんだけど｣
A｢そう思うなら早くヒーローが暇を持て余す社会を実現しろ〜16の少女を働かせるな〜労働基準法に反してるぞ〜｣
ホークス｢年齢操作してんならノーカン｣
Aは舌打ちを零すと思い出したかのように言った
A｢そういえば啓悟､私のピアス遺品として持ってってくれたんだってな｣
ホークス｢あ､うん｣
ホークスは自身の耳についたピアスを触りながら頷く
ホークス｢返す？｣
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ミア(プロフ) - Reiさんの書くホークスかわい…いかっこいい…しゅき…(訳:初コメ失礼します!とても面白くてここまで一気読みさせていただきました!今から続きも読んできますね!)(全部読んでないのに唐突にコメしたのはホークス愛が溢れてしまったので…) (2020年12月27日 14時) (
レス) id: 98c9cc04e5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 毬莉さん» はい！やっと再会できました！自分でも顔がにやけますwこれからは今までのホークス不足を挽回するように絡みが多くなるかもです (2020年9月2日 0時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 週刊少年ジャソプ編集者 レッドの管理人さん» マジですか！それは確認しないと... (2020年9月2日 0時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 先生！ついにホークスと再会しましたね！もう顔がにやけて仕方がありません！これからも更新頑張ってください。気長に待ちます (2020年9月1日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
週刊少年ジャソプ編集者 レッドの管理人 - 私のヒーローアカデミア見ましょうよ アニメ化ついに放送始まったんですよ (2020年9月1日 6時) (レス) id: fe26433879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2020年8月18日 22時
