学校からのお知らせ ページ5
職場体験が終わり､やってくる期末テストに向けてそれぞれが備え始めた春と夏の間の穏やかに晴れたとある日＿＿＿
相澤｢次､緑谷｣
荒廃した街の中でやけにのんびりとした声が響く
地上から担任の相澤が無造作に伸ばした髪から覗く無気力そうな目を生徒たちのいるビルの三階に向けた
ビルは今にも崩れ落ちそうな有り様だ
緑谷｢はいっ｣
緑髪のほわほわ頭とそばかすが特徴の緑谷は少し緊張した面持ちで返事をする
麗日｢デクくん､がんばって！｣
後ろで順番を待つ女子たちの中から顔を覗かせ麗らかな笑顔を浮かべる麗日が声を掛けた
緑谷｢うん！｣
緑谷は分かりやすく頬を赤らめながら返事をし三階から地上へと繋がっている袋の中へ入っていく
滑り落ちてくる重さに袋がたわんだ
これは避難で使う垂直式救助袋
滑り台の要領で建物の高いところにいる人を地上に避難させるために使う道具だ
現在､ヒーロー科1ｰAはヒーロー基礎学の真っ最中
雄英高校は広大な敷地を所有しており敷地内には様々な施設がある
何万人も収容できるスタジアム
あらゆる事故や災害を想定したUSJもその中の一つ
荒廃した街並みもUSJ内の施設の一つだ
USJで敵連合に襲われたのは記憶に新しい
だがそんな事をいつまでも引きずってはいられない
ヒーローになる為にはこんな事で立ち止まっていられないのだ
緑谷｢っと｣
緑谷は救助袋を出て無事着地した
相澤｢よし､男子は全員終わったな｡次は女子｡彎月｣
名前を呼ばれ後ろからフラリと現れた白髪の美少女
A｢…ん｣
眠そうに返事をすると慣れた手つきで救助袋の中に入り地上に降りる
相澤の斜め後ろあたりにフラフラ移動し下を向く
彼の近くにいた方が生徒らに睡眠を邪魔されないと判断した結果だ
塚内君から依頼されてたデカいヤマの対処をしたりして帰ってきた時間は朝の6時
ブラックに近いグレー事件だとしても手掛かり無しで敵捕まえろとは鬼畜だ
警察なんだから少しでも調べとけ
人使い荒い
彼のおかげで今日は寝てない
暇な時間は極力睡眠にあてる
それが合理的だ
自分の番まで寝て自分の番が終わったらまた寝る
脳は起きてても身体が寝てればいい
今日も仕事だ
という事でおやすみ
また眠りにつく
｢テメーを先にケガさせてやろうか！！｣
爆発音が聞こえ大人数が騒ぐ声が聞こえた
耳鳴りが走りAは目を覚ます
それと同時に激しい頭痛
うるせぇ
低血圧にはキツすぎる目覚まし
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ミア(プロフ) - Reiさんの書くホークスかわい…いかっこいい…しゅき…(訳:初コメ失礼します!とても面白くてここまで一気読みさせていただきました!今から続きも読んできますね!)(全部読んでないのに唐突にコメしたのはホークス愛が溢れてしまったので…) (2020年12月27日 14時) (
レス) id: 98c9cc04e5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 毬莉さん» はい！やっと再会できました！自分でも顔がにやけますwこれからは今までのホークス不足を挽回するように絡みが多くなるかもです (2020年9月2日 0時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 週刊少年ジャソプ編集者 レッドの管理人さん» マジですか！それは確認しないと... (2020年9月2日 0時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 先生！ついにホークスと再会しましたね！もう顔がにやけて仕方がありません！これからも更新頑張ってください。気長に待ちます (2020年9月1日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
週刊少年ジャソプ編集者 レッドの管理人 - 私のヒーローアカデミア見ましょうよ アニメ化ついに放送始まったんですよ (2020年9月1日 6時) (レス) id: fe26433879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2020年8月18日 22時
