お見舞い ページ3
その週の休日
Aは白のコチョウランとスズランが美しくあしらわれた花束を持ちある病院に轟と共に来ていた
病室をノックしスライドドアを開ける
A｢こんにちは｣
無骨な鉄格子が目立つ窓の外を眺めていた女性はAの声で振り向く
真っ白な髪に青い瞳
A｢お久しぶりです｡冷さん｣
冷｢Aちゃん…久しぶりね｣
A｢しばらくお見舞い来れなくてゴメンなさい｣
冷｢いいのよ｡気にしないで｣
花瓶に花を差し向かい側へ座る
A｢具合の方は如何ですか？｣
冷｢落ち着いてるから大丈夫よ｣
A｢それなら良かったです｣
何だかんだ3ヶ月くらい見舞いに来てなかったけど何も無くてよかった
冷｢そうだ､何か飲む？色々買ってきてるんだけど…｣
冷さんが病室にある小さな冷蔵庫を開け様々な子どもっぽいイラストのパックジュースを出してくれる
冷｢Aちゃんいちごオレ好きだったわよね？｣
A｢はい｡覚えててくれたんですね｣
冷｢もちろんよ｣
冷さんからいちごオレを受け取る
冷｢焦凍は？｣
轟｢…牛さんヨーグルト｣
冷｢ふふっ分かった｣
えらい可愛いもの飲むな
まぁ昔好きだったし冷さんの為というのもあるのだろう
パックを開けストローを差して吸うといちごのあまっとろい味が口中に広がった
普段はコーヒーとか紅茶だけど疲れてる時とか仕事片付いた後のいちごオレがまた美味しい
冷｢学校はどう？｣
A｢大変ですけど楽しいです｡ね､焦凍｣
轟｢あぁ｣
冷｢それなら良かったわ…授業とかは何してるの？｣
A｢普通授業とヒーロー基礎学っていうヒーローになる為のことを学んでいます｡この間オールマイトの授業で救助訓練レースっていうのをしました｣
冷｢へぇ…そうなのね｣
ニコニコとした面持ちでAの話を聞く冷
途中途中､轟が相槌を打ち病室内は穏やかな時間が流れた
そしてあっという間に一時間の時が過ぎた
冷｢あら､もうこんな時間…そろそろ帰りなさい｡明日も早いでしょう？｣
A｢そうですね…もう少し話してたかったですけれど帰ります｣
冷｢焦凍も帰った方がいいわ｣
轟｢…うん｣
カバンを持ち冷さんに頭を下げる
A｢また来ますね｡近いうちに｣
冷｢えぇ｡待ってるわ｣
轟｢また…お母さん｣
冷｢またね｣
手を振る冷さんに微笑み病室を出た
鈴蘭の花言葉は再び幸せが訪れる､純粋､純潔､謙遜
胡蝶蘭の花言葉は幸福が飛んでくる､純粋な愛
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ミア(プロフ) - Reiさんの書くホークスかわい…いかっこいい…しゅき…(訳:初コメ失礼します!とても面白くてここまで一気読みさせていただきました!今から続きも読んできますね!)(全部読んでないのに唐突にコメしたのはホークス愛が溢れてしまったので…) (2020年12月27日 14時) (
レス) id: 98c9cc04e5 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 毬莉さん» はい！やっと再会できました！自分でも顔がにやけますwこれからは今までのホークス不足を挽回するように絡みが多くなるかもです (2020年9月2日 0時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 週刊少年ジャソプ編集者 レッドの管理人さん» マジですか！それは確認しないと... (2020年9月2日 0時) (レス) id: 13d5dec660 (このIDを非表示/違反報告)
毬莉 - 先生！ついにホークスと再会しましたね！もう顔がにやけて仕方がありません！これからも更新頑張ってください。気長に待ちます (2020年9月1日 22時) (レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
週刊少年ジャソプ編集者 レッドの管理人 - 私のヒーローアカデミア見ましょうよ アニメ化ついに放送始まったんですよ (2020年9月1日 6時) (レス) id: fe26433879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rei | 作成日時：2020年8月18日 22時
