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ソファーの方を見てもいない。
頭を浮かせてキッチンを見てもいない。
トイレか？と体を起こしてベッドから足を下ろした。
その瞬間、ぐぇ。と聞こえ、足の裏には床では無い感触。
ベッドに座って足元を見下ろせば、床にうつ伏せで寝転がるA。を踏んづけている俺の足。
「……何してんだよお前」
『まず足退けろや』
足を浮かせれば、ムクッと起き上がるAはジロっと俺を見た。
『謝れよ』
「…落ちたのか？」
『落ちてない』
ペタッと床に座って、ふわっとあくびをしたAはそのまま腕を持ち上げて伸びをした。
『夜中暑すぎて目覚めて、ハルも寝苦しそうにしてたし
ソファーに行こうと思ってベッドから降りたら、床がひんやりして気持ちよかったから
そのまま床で寝た』
「冷房下げろよ」
あ、そか。と特に気にした様子もなく立ち上がったAはキッチンに歩いて行き、手を洗ってパンを2枚トースターに入れてタイマーを回した。
カチャカチャとお皿とコップを用意しているAを横目に、顔を洗いに行く。
『8月3日エマと祭り行こかな』
「家にいろって」
『神社で抗争はやらないでしょ？』
場所はまだ決まってねぇ。と言いながら席に着いた。
そこから数日、布団に入る頃に冷房の設定温度を下げてやり、朝起きてAを踏むことはなくなった。
「参番隊隊長が捕まった」
そう隊長から電話を受けたのは夜、チェスをしている時だ。
それと同時に、愛美愛主との決着もついたことも知らされた。
「だが、あっさりしすぎている
警戒しとけよ三途」
同じタイミングで隣に座るAもエマと電話をしていた。
『え、東卍が？
ちょ、泣かないでエマ』
チラッと俺を見たAはソファーから立ち上がって、ソファーの後ろを歩き回って見るからにオロオロしていた。
「三途、ドラケンとマイキーが揉めた
参番隊隊長について意見が食い違った」
「……内部抗争…ですか」
「になる可能性が高い、もしそうなれば伍番隊は忙しくなる」
隊長のその言葉に少し眉を寄せる。
オロオロとしながらも俺の電話の声を聞いていたらしいAは、ソファーの後ろから足速に前に周り、俺の足元に座った。
組んでいる足の膝上に手を置いてバシバシと叩いてくる。
まだ耳にケータイを当てて、返事をしているが、俺を見る顔は何か縋るような顔。
隊長の言葉に、わかりました。と返事をしてピッと電話を切った。
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玉兎(プロフ) - 朝はパンよりご飯派さん» ありがとう！！！｡+ﾟヽ(*✪▽✪*)ﾉﾟ+｡ 頑張るね✨✨ (2022年8月25日 19時) (
レス) id: 29d9966584 (このIDを非表示/違反報告)
朝はパンよりご飯派 - １００話達成、続編３、、、おめでとう🎉これからもがんばってね。 (2022年8月25日 18時) (レス) @page50 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - 雪兎さん» 昨日は大量に更新できました🥰 喜んでいただけてよかったですっ！！ そしてお待たせしました！！3もよろしくお願いします☺️ (2022年8月25日 16時) (レス) id: 29d9966584 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎 - 今日の昼まで用事があって見れなかったけど、開いたらめっちゃ更新されてて舞い上がりました！！続編待ってます^ ^ (2022年8月25日 13時) (レス) @page50 id: e83ca5f3e2 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎(プロフ) - あさん» ありがとうございます！！✨ 今日中に3に移行しますので少しお時間ください！(≧ω≦ ) (2022年8月25日 11時) (レス) id: 29d9966584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玉兎
| 作成日時：2022年8月13日 19時
