ブラック審神者の回想 ページ9
鶴丸国永はよく僕のそばにいて、
いろいろと世話をやいてくれた。
なんと哀れな…そして、なんと愚かだ。
あの女は
他の刀たちに目がいかなかったのである。
だんだんと本丸の雰囲気は淀んでいき、
いつしかブラック本丸とまで言われるようになった。
それでも彼女の目には鶴丸国永しか写っていない。
あぁ、哀れだ…あの女は哀れな人間だった。
'愛'というのはここまで人を醜く変えてしまうのか。
幾月か…いや、幾年か経った頃だったであろうか。
初めて出会った時より少し老けた審神者は
'夜 伽'というものを
本来僕らは人間よりも高い身分。
そんな僕らを己の欲求のために使おうとは…
ー「あの女も堕ちたものだ」ー
ー「何もわからぬ人間風情が…」ー
ー「恥を知ればよい」ー
僕らの怒りは限界に近かった。
それは、あの女に可愛がられていた
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翡翠 - 凄く面白かったです!体調に気をつけて更新頑張ってください! (2021年2月23日 21時) (レス) id: b2fd997c4a (このIDを非表示/違反報告)
闇咲シキ(プロフ) - Yellow Lilyさん» 長らくお待たせしてしまいました。Yellow Lilyさんのように、待っていてくださる方の存在が心の支えであり、帰ってきた理由です。これからもよろしくお願いします! (2021年2月12日 20時) (レス) id: c5f6acf135 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow Lily(プロフ) - おかえりなさい!!待ってました!!!! (2021年2月12日 16時) (レス) id: 78c1c09b6b (このIDを非表示/違反報告)
闇咲シキ(プロフ) - ちわちーさん» 更新が遅くなってすいません!少しずつですが、今日からまた更新していきたいと思います。 (2018年1月5日 20時) (レス) id: 3081e013b3 (このIDを非表示/違反報告)
ちわちー - 更新頑張ってください!!待ってます(´∀`) (2017年4月29日 10時) (レス) id: dda6ad1166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇咲シキ | 作成日時:2017年2月9日 0時