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ブラック審神者が四十三人 ページ46
こ「主さま、お目覚めになりましたか。」
『…えぇ、今目覚めて………』
痛いと叫びをあげる体にムチを打ち、
上半身を起こす。
こ「あまり無理をされると、傷が開いてしまいます。」
そんなことはわかってる。
わかってるけど、
まだやらなくちゃいけない書類が残ってる。
やらなきゃ…やらなきゃ……彼らのためだから。
僕の勝手な自己満足かもしれないけど、
それでも、僕が選んだ
『ねぇ、こんのすけ、今日までの書類は？
どのくらいあるかな？』
どのくらい辛くても苦しくても痛くても
僕はやり続けてみせる。
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作者名：闇咲シキ | 作成日時：2016年12月27日 22時
