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ブラック審神者が四十一人 ページ43
side薬研藤四郎
乱「…どこ行ってたの？」
薬「乱には…「どこ行ってたのか聞いてるの！」
乱「答えてよ…どこに行ってたのか、答えて！」
珍しく声を荒らげている乱。
ワイシャツの
俺を前後に揺らしながら答えを求める乱は
いつもとどこか違っていた。
不安と怒りが入り混ざっている
俺に何かを訴えている。
乱「答えてよぉ、薬研…ねぇ、薬研……」
泣きながら訴えてくる乱を見て
少し罪悪感を感じる。
大将の部屋に行ったことを言えばいいだけなんだが
それを
…しかし、いつかはばれることだ。
まぁ、俺は悪いことをしたわけではない。
薬「…最後まで口を挟まずに話を聞いてくれるか？」
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作者名：闇咲シキ | 作成日時：2016年12月27日 22時
