ブラック本丸？いいえ、ブラックなのは審神者の方です (ページ4)

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ブラック審神者が四人ページ4

『早く帰らないと凍え死ぬ…』

この言葉結構本気だったりする。
いや、考えてもみてよ。
いきなり雪が降ってきたんだ。
それならまだいい。
その後、ものすごく吹雪いてきたんだよ。
目の前が真っ白。
二・三メートル先がまあまあ見えるくらい。
本当に寒い。
凍え死ぬのも夢じゃないね←

『…んっ？』

なんか僕の家の前に人が立っている…？
イケメンな人だな←
幻覚か…？
そろそろ本気で凍え死ぬのか…？
まさかな、幻覚までみえたら終わりだろ。

？「あの、赤瀬Aさんですか？」

あっ、幻覚じゃなかったのか。
ってか、僕の名前…なぜに知ってるの？
ストーカーか？

？「ストーカーとかではなく、私は政府のものです。」

『心を読むとか、貴方はエスパーですか？』

？「えっ？エスパー？…いや、だから、政府から来たものです。別に貴方の心を読んだわけでは……」

『そーですか…政府の方ですか。
…あー、まず寒いんで中に入りません？』

政府から来たイケメンさんはスーツだけだったので見るからに寒そうだった。
イケメンさんは頭を何度も縦に振った。
なんでも僕がちょうどデパートに行ったら後からずっと僕の帰りを待っていてくれたらしい。
もう少し早く帰ってくれば…
ちょっと悪いことした気分。