今日:33 hit、昨日:4 hit、合計:363,565 hit
小｜中｜大
ブラック審神者が二十二人 ページ23
僕の学校は中高一貫校だ。
だから必然的に
中学の時と同じメンバー。
そのことも僕にとっては苦痛だ。
剣道部に入部すればまた同じ思いをする。
そんなのは嫌だった。
だからね、
僕は弓道部に入部したんだ。
けど、僕はまだ剣道が大好きなんだ。
未練がましいだろう。
でも剣道は大好き、きっとこれからもずっとね。
だからこそ僕は剣道部には入りたくはなかった。
これ以上、僕の剣道の想いを失いたくはなかった。
なんとなく、なんとなくだけど、
辛い思いをすればするほど
僕の剣道への想いが薄まっていくような気がする。
それが嫌なんだ。
僕の剣道への想い…剣道が大好きだという想いは
絶対に失ってはいけない。
どんなに剣道をしたくても…
どんなに剣道が好きでも…
僕は剣道部から離れた。
この選択が正しかったのか、
それとも正しくはなかったのか、
今でも僕はわからない。
ただこれだけは言える。
『僕は愚かな人間だ…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 244人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：闇咲シキ | 作成日時：2016年12月27日 22時
