ブラック本丸？いいえ、ブラックなのは審神者の方です (ページ14)

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ブラック審神者が十三人ページ14

前「まだ主は目を覚まさないんですか？」

薬「きっと大将疲れていたんだ。
…ほら、見ろよ。
こんなにもくっきりと隈ができるだろ。
あまり寝れてなかったんじゃないか？」

一「まだ幼いのに…」

五「お、起きたら遊んでもらえますかね？」

今「それはあるじさましだいですよ。」

乱「あーあ、まだなの？
早く起きないと夕餉になっちゃうよ。」

平「今日は諦めて、明日遊んでもらいましょう。」

…実はもう起きてます。
少し前から起きてました……
起きるタイミングを逃してしまって……
はぁ、いつ起きればいいんだろ。

薬「大将は俺っちに任せて、皆はいち兄と一緒に大広間に行っててくれ。」

薬研藤四郎さんの一言で
粟田口の方々は大広間へと行ってしまった。

薬「さてと、大将、いつまで狸寝入りしてるだ？」

『…気づいていたんですか(^^;)』

薬「まぁな。
おおよそのところ、起きるタイミングを逃したってところか。」

おっしゃる通りです。

薬「おっ、そーいや、自己紹介がまだだったな。
俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」

『僕はAです。もう知ってるとは思いますが…』