十七 ページ17
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次の日、昼餉を終えると枕を抱えて伊達の部屋へ来た今剣。
今「けーん！いっしょにねましょう！」
『ぅ？』
鶴「ちょうど布団を敷いたとこだ」
鶴丸と太鼓鐘の布団を部屋の隅にくっつけて敷き、そこに枕を三つ並べていた鶴丸と太鼓鐘。
剣は目の前で行われている流れを不思議そうに見ている。
太「ほんじゃ、鶴さんのとこに剣で、俺のとこに今剣でいいんじゃないか」
今「剣のとなりでもいいですか？」
太「あぁ、構わないぜ」
鶴「よし、じゃあ休むぞー」
鶴丸に渡された寝間着に袖を通しながら、陽射しを遮るように障子を閉じる鶴丸を眺める剣。
鶴「ん？どうした」
『…ねる？』
鶴「あぁ、昼寝だ。今日の出陣は夕餉後の夜に行くからな、その時に眠くなっては困るだろう？その為に昼寝をするんだ」
今「ふしぎですね、鶴丸がしっかりしてみえます」
太「あぁ、剣相手になるとすっかり兄ちゃんの顔になるぜ」
今「ふだんからしっかりしてれば、おこられることもへるんですけどね」
太「な」
鶴「聞こえてるからな？」
剣の寝間着を整えながら説明をする鶴丸。
そのまま共に布団に入ると、入眠を促すように優しく手を当てる。
今「…鶴丸もそんなことできるんですね」
鶴「そんなこと？」
今「あわたぐちの、ちょうけいみたいなことです」
鶴「あぁ、一期から教えてもらったからな」
太「剣、最初は寝るのも怖がってたんだよ。鶴さん、弟がいたのは遥か遠い昔だから、兄らしいことしてやれないかもーなんて言ってたけど、ちゃんと良い兄ちゃんだよな」
今「鶴丸も、剣とともにせいちょうしてるんですね」
鶴「うるさい、早く寝ろ」
今「ふふ、はーい」
太「おやすみー」
鶴丸の寝間着をキュッと握ったまま眠っている剣の頭をひと撫ですると、鶴丸も肘を立て浮かせていた頭を枕に乗せる。
そのまま四振りは、夕餉の支度ができたと呼びに来るまで眠りについた。
(おまけ)
伽「おい、……(そっと障子を閉める)」
燭「あれ？伽羅ちゃん、鶴さんたちは？起きなかった？」
伽「カメラを持って行くといい」
燭「え？」
伽「行けばわかる」
燭「っ！！」(ぶわっ)
伽「、流石に邪魔だ」
燭「あぁ、ごめんね、でも無理だよ可愛いもん」(カシャシャシャシャ...)
太「ふふふ、みっちゃん、連写は笑っちまう」
今「ふふ、ごはんですね」
『、ん』
燭「あ、起きちゃったね」
伽「短刀はな」
太「鶴さーん、起きろー」
鶴「ん”ん」
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新参審神者(プロフ) - 咲くやさん» ありがとうございます* 仕事などの息抜きに更新していく為やきもきさせてしまうかもしれませんが、お付き合いいただけると嬉しいです(^ω^)これからもよろしくお願いします＊.° (2018年7月8日 0時) (
レス) id: edf31ffc2e (このIDを非表示/違反報告)
咲くや - 面白くて続きが気になります 更新頑張ってください。 (2018年7月2日 23時) (レス) id: 2369d330ed (このIDを非表示/違反報告)
新参審神者(プロフ) - 夕月蝶さん» ありがとうございます！溺愛しすぎず厳しすぎずないいお兄ちゃんですよね…私もそう思います…(作者)w これからもよろしくお願いします♪ (2018年6月1日 15時) (レス) id: edf31ffc2e (このIDを非表示/違反報告)
新参審神者(プロフ) - 第一部隊さん» ありがとうございます！頑張ります(*ﾉ∀`*) (2018年6月1日 15時) (レス) id: edf31ffc2e (このIDを非表示/違反報告)
夕月蝶 - とても、面白かったです！ 剣ちゃん可愛いです！！ 鶴さん、いいお兄ちゃん！！ これからも、頑張って下さい♪♪ (2018年5月31日 21時) (レス) id: 4346033303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新参審神者 | 作成日時：2018年5月22日 17時
