20話 ページ23
―ガサ。
『！？なんだ、自分かぁ…(小声)』
自分の音にビビりつつも少しずつ前進しているAです。
どうも。
決意してから10分くらい経ってるけど、進んでいる距離は50m程度。
あと少しというところまで近づいている。
いやいや、絶対今ばかにした奴いるだろうけどここマジで広いし薄暗いからね！？
文句言うなら来てみたらいいじゃん！！
…あ、(察し)
ごめんなんでもないよ！
私が悪かったから！！
っていう茶番は置いといて。
もうここまで来たらサッと取って帰ろう。
それが吉だわ。
そう思い、素早く卵の前まで移動し、箱を開ける。
そこには一つも入ってなかった。
『はぁ！？』
思わず大声を出してしまい慌てて口を押える。
周りを見渡して物音がしないかを確認する。
―シーン。
換気扇の音も一切聞こえてこない。
もしかしたら今さっき聞こえた音も嘘だったのかと勘違いするほど何も聞こえない。
こうなると逆に怖くなってくるよね。
どっちやねんって話だけど。
で、なんで卵無いの？
んーと考えていると箱の下からすこし紙らしきものが見えていることに気付く。
慎重に取出し紙に目を通す。
≪現在卵がない。在庫は地下。家主以外立ち入り禁止≫
『だろうね』
一通り目を通した後そう呟く。
中に入ってないってことは多分そうかなとは思っていたが。
いや、無いことに対してはまだ許容範囲。
でも地下にあることは聞いてない。
しかも家主以外立ち入り禁止ってきりやんさんも入れないじゃん。
きっと家主じゃないし。
『…作るのを諦める？』
だって卵をつかわない簡単な料理なんてほとんどないし。
炒飯も使わないと出来ないし、ハンバーグだってできない。
もういっそ諦めるしか、と考えたがnakamuさんたちの期待の目を思い出しすぐにその考えを打ち消す。
あんな瞳を向けられて「無理です」なんて言えるわけないし。
同級生とはいえイケメンだしね。
しばらく唸った後、意を決して地下に行くことに決めた。
少し怖いが、まぁばれなきゃ大丈夫だろう。
私は地下への扉を探すために歩き始めた。
―コメント返し―
明日葉：ありがとぉ〜！！
あの、もしよかったら推しのイラストをそれぞれ書いて、交換し合いません？
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シラスとあずき - うん。しょくぱん。さん神(((((((((((っ･ω･)っ ﾌﾞｰﾝ。 (2021年12月8日 18時) (
レス) @page24 id: 614a0191a1 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - ﾊﾟｧｧｧ(((* ° ∀ ° )))ｧｧｧ ありがとうございます！！！ (2021年11月20日 23時) (レス) @page24 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - 二度目ましてですね！ww ｱﾉ､､、ﾓｼﾖｹﾚﾊﾞtwitterﾌｫﾛｰｲｲﾃﾞｽｶ? ｱﾄ、ﾃﾞｷﾚﾊﾞﾃﾞｲｲﾉﾃﾞｼｬｹｻﾝﾄﾉｶﾗﾐｶﾞﾐﾀｲﾃﾞｽ!! ((ﾎﾝﾄﾆﾃﾞｷﾚﾊﾞﾃﾞｲｲﾃﾞｽ！！読みにくくてすみません失礼しました (2021年11月18日 22時) (レス) @page23 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
明日葉(プロフ) - 僕が絵下手なの知ってるだろ！？！？ 全然いいよ☆(情緒不安定) (2021年11月18日 18時) (レス) @page23 id: e4ec07d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
春日ノ(プロフ) - 暗闇の中でなった音ってなんでかめっちゃ怖いよね､､､ (2021年11月18日 17時) (レス) @page23 id: b3dba0cf6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょくぱん。 | 作成日時：2021年10月16日 9時
