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27話 ページ27

謙太郎の家の前に立つ。
ケータイの画面を見て23:59になったのを確認し謙太郎に電話をする。

prrrrr…


謙「どした?」


ワンコールで出た謙太郎。


貴「外出てきてー!」

謙「すぐ行く。」


そう言うと電話が切れ、家の中からバタバタと音がする。
少しすると玄関の扉が開く。


ガチャ


貴「謙太郎!お誕生日おめでとう!」


近所迷惑にならないようにできるだけ小さめにそう告げ、謙太郎に抱きつく。


謙「わっ。ありがとう。」


謙太郎はそう言って微笑みながらあたしの頭を撫でてくれる。


謙「入って?」


そう言われ、謙太郎の部屋へ入る。
そういえば、彼女として入るのは初めて…。
なんて思い出して急に緊張してくる。


謙「A?」

貴「へ?あ、これ!プレゼント!」

謙「ありがとう。開けていい?」

貴「もちろん!」


あたしがそう言うと丁寧にラッピングを開けていく。
喜んでくれるかな…。
ワクワクすると同時に喜んでもらえなかったらどうしようという不安でいっぱいになる。

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かたつむりん(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいね! (2017年9月3日 15時) (レス) id: f35d15b5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だー | 作成日時:2015年11月20日 10時

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