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19話 ページ19

貴「今年も人多いね。」


お祭り会場に着くと人で溢れかえっていた。
でも、いろんな屋台が並んでいてそれを見ると自然とテンションが上がる。


ギュッ


貴「え?」


1人、テンションが上がってると急につながれた手。
びっくりして隣の謙太郎を見ると少し照れくさそうに「A、はぐれそうだからさ。」って。
いつもなら子供扱いするなって言えるのに今日は言えなかった。
祭りのせい?それとも、2人きりだから?


それから屋台巡りをしお互い食べたいものを買って2人で分けたり。
謙太郎は全部奢ってくれるし。
…ほんとに、カップルになったみたい。
なんて思って少し頬が緩んでしまう。
握られた手はずっと、離さずにいてくれた。


謙「あ、もうすぐ花火始まるからそろそろ移動しようか。」

貴「うん!」


1度謙太郎の家に行き車で謙太郎のお気に入りの場所へ向かう。
さっきまでずっと握られてた手が急になくなり少し寂しく感じてしまう。
あたし、こんなにも謙太郎が好きなんだ…。


貴「浴衣だと登りにくいー。」

謙「ほら、早くしないと花火始まっちゃうよ?」


と言って先に行く謙太郎。
もう…。
とはいえ、そんなに階段が多いわけじゃないからそんな苦ではない。

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かたつむりん(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいね! (2017年9月3日 15時) (レス) id: f35d15b5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だー | 作成日時:2015年11月20日 10時

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