どこまで黙ってられる？この秘密

大丈夫かな？ ページ33

｢ふーーー｣


電話するだけのに、緊張してしまう…







"三宅 健くん"


発信 ボタンを押す






purrr……




purrr……





(((((ただ今電話に出れません。)))))



ツーツーツー





｢えぇ…出てくれないかぁ
仕事かな？｣






いやでも…



『３日間オフなんだ！』って





言ってたような……









…………………。大丈夫かな？





いやまあ大人だもんね。
明日朝にでも連絡したらいいかな。





｢れんちゃん待ってるし、入るか…｣






なんて説明しよう…









『A、早いね。もういいの？』


｢いや、出れないみたいで…｣


『そうなんだ。』






『で？誰なんー？彼氏なんて
いつ出来たんー？』


『聞いてないんですけどぉー』







｢ごめんね。でも彼氏とかじゃないよ！｣





『えー？そうなんー？』




｢うん。｣





『で？誰なん？』








｢んー｣





れんちゃんは、案外気を使って
言い難い事は無理に聞かないタイプで、、、



『ま、いいけどぉー、』



ってちょっと寂しそうに言ってくれた。


｢ありがとう(笑)｣






『言える時が来たら教えてね？』

｢もちろん。ありがとうね。すきー！｣




結局もう23時30分終電ギリギリだった。









((((((ばいばーーーい))))))







｢気をつけてねー！｣

『ばいばーい』







携帯をみる。



にこ健ﾟアップされてないか見るのが日課




今日はされてない…か…








電話番号しか知らんってって不便だなー。


まぁ…でも…私からは言えないしな…





それにしても、今日は食べすぎたぁ。



でも楽しかったなー。


れんちゃんにLINE入れとこーっと。






家について、お風呂入って



1時か…寝よう



健くん大丈夫なのかな？


声聞きたかったな…

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