どこまで黙ってられる？この秘密

距離 ページ25

〜♪

〜♪〜♪〜♪


あ、健くんだ。


誰もいない場所を探して、、、









ピッ



私: はい…もしもし


健:あ！やっと出てくれたー。
出ないかと思ったじゃん。
こんにちは、Aちゃん
今大丈夫？


私:はい！大丈夫です！


健: 車の音するけど、外かな？
ひとり？


私: あ、はい、帰る途中で…
大丈夫ですよ！周りには誰もいないんで！

健:(笑)ありがとう。
元気だった？あれから１ヶ月もたっちゃったね。




(電話しちゃおとか思ってたけど、
いざかけよう思ったら時間がなかったり、
何話そう？とか考えてるうちに
１ヶ月もたってしまった。
普段こんなことないんだけど、
Aちゃんには嫌われたくなくて
なかなか積極的に行けなかった…(笑))


私: ？(なんのありがとうだろう？)
元気ですよ！三宅さんは、
お忙しいですか？
そうですよ、待ち遠しかったです(笑)


なんて。ね？てへ。笑


健:元気でよかった。
んー、まあまあかな？
そう？もっと早く電話すれば
よかったなぁー。笑



なんて、たわいもない会話をしながら…








健:そうだ、今日ね、
ロケ…あ…んーまいっか。
本当はあと2ヶ月先の話だから
言っちゃいけないんだけどね

今日ロケでね
ハロウィン用のスイーツのお店とか
行ってきたんだ！長野くん
おすすめの！そこに、よかったら
一緒に行かない？
僕のオフ伝えるし、
Aちゃんが空いてる日と
見てくれない？


私:三宅さん…ごめんなさい…




健:えっ





私:とっても嬉しいし
夢のようなお誘いなんですけど…





健:だめかな？



私: いや、ダメとかじゃなくて、
あの、それって都内ですよね……？


健:うん！そうだよ！



私:私、、、東京に住んでなくて…




健: あ！！！そっか！！
ライブの日もバス待ってるって
それって夜行バスだったの！？

私:はい…ごめんなさい…


健:……………





どうしよう、絶対行けると思って
それ以外考えてなかった。



私:本当にごめんなさい…


健:ううん！こっちこそ
詳しくAちゃんのこと
知らなくてごめんね？


おーい、けーん:井

健: あ、ごめん！呼ばれちゃった。


私:大丈夫ですよ、
お仕事頑張って下さいね。
また、遊びに行くことあったら
お伝えしますね。

健:うん！絶対だよ！

あいたい。


じゃね！




ピッ




ツーツーツー


私:はあ…緊張した…

でも私なんか誘ってていいのかな？
彼女さんとか大丈夫かな？

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