どこまで黙ってられる？この秘密

もしかしたら。 ページ18

あれから、、、気になりながらも
何度かかけようと思ったが
最後の発信ボタンが押せなかった。








１ヶ月、、、２ヶ月、と。

３ヶ月が過ぎようとしていた。






ある日のラヂオで、


健: 〇年〇月〇日24時をまわりました。
さ、今日も始めて行きたいと思います。
あ、そうそう最近さ
井ノ原くんと森田くんと共通の
知り合いがいるんだけど、
その人から電話がかかってくんの待ってんだけど
全然掛けてきてくんなくてさ、
どうしたらいいと思う？

ま: んー、こちらからかけるとか？

健:いやそれがさ。
うっかりしちゃってて聞いてないわけ。
だからあっちがかけてくんないと
わかんないのおれ。

ま:もう少し気長に待つしかないですかね？

健:やっぱりそーかなー。

ま、僕の話はこれくらいにして、
メールを読んでいきたいと思います…







私 : …井ノ原くんと森田くん…
共通の知り合い…いや、いやいや、
あれで知り合いなんて言わないよねー？
たくさんいるよね。3人の知り合いなんて。

電話…待ってるって…
してもいいの









かな？







携帯画面とにらめっこする。






よし、！よし！

平日の17時！この時間なら
もし出なかったらそれでいいし、
邪魔にはならない時間だよね…


いけ！わたし！



pururururu…


だめだ！やっぱり、こわい！

心臓飛び出ちゃう！！！！




切ってしまった…






そしたら


〜♪


着信…さっきの番号だ…

期待 ken→←そのまま

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