今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:64,417 hit
小｜中｜大
Vol.9 ページ10
勝己の部屋。
来てみたものの、さっきから心臓がうるさい。
スタイリッシュな部屋に、ほんのり香る甘いニトロのにおいが、さらに鼓動を速くする。
だめだ。自然に振る舞おう。
「勝己の部屋、変わったね！
オールマイトポスターとかなかった？｣
「ンなもんこの年で貼ってんの
クソデクくれｪだろ」
「出久は貼ってそ｣
部屋に入れるってことは……
期待していいやつ？
とりあえず何気なーくベッドに寝っ転がってみる。
反応してない。つまんねーの←
仰向けになってスマホをいじる。
「A｣
「ん」
「………受験、どうだった」
「どーもこーも分かんない」
「……お前ほんと大丈夫か？」
「なんとかなるっしょ」
「…………………｣
「あー、もう我慢なんねえ！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ろうそく x他1人 | 作成日時：2019年2月10日 22時
