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Vol.14 ページ15
ー夜ー
光己さんは何を考えているのか…
……何故同じ部屋なんだっ!!
一応ベッドと布団だけど、勝己さっきから私の布団入ってくるし､ベッドに逃げてもついて来る。
……今日はガチめに寝れなさそう。
何度か追いかけっこを繰り返し、
5回目のベッドの時、勝己に押さえられた。
「ハッ、もう逃げらんねー｣
「くそう……｣
しばらく勝己のされるがままになってたら、
腕枕された。
反対の腕は私の腰をしっかり抱いて、
完全に逃げられなくされた。
勝己､私もう死にそうです。
目の前に勝己の厚い胸板。
耳に聞こえる勝己の心音。
さっきより強い甘いニトロの香り。
触れる皮膚と皮膚。
味覚以外の五感で、勝己を感じてる。
死にそうって言うより、死んでもいい。
幸せ。
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作者名：ろうそく x他1人 | 作成日時：2019年2月10日 22時
