武器など効きません！

3話 ページ4

部屋に入ると、家具が一通り揃っていた。

先に来ていた太宰さんが自分の荷物と共に整えてくれたらしい。

太「良いこと思いついたのだけど、一緒の部屋にs((『結構です！もう一つの部屋にしますね。』 ちぇ。」

私の目は誤魔化せないぞ。
風呂・トイレ・太宰さんの部屋以外の扉があるという事を！


駄々を捏ねる太宰さんを置いて、先刻決めた自室へ入る。


30分後

『…よし。』
持ってきた物粗方配置して、リビングへ向かいます。


リビングの机には、太宰さんが座っておりました。

私が席に着くと、この町で生きるための設定を確認し初めました。

一つ、城平Aは不破愛花であり、太宰治と一緒にマフィアを抜けた復讐者

一つ、太宰治は友人をマフィアに殺され、マフィアを憎んでヒッソリと生きているため、武装探偵社とは面識が無いこと

一つ、マフィアに復讐するため、黒の組織へ潜入すること。

一つ、我々はつい最近迄はヨコハマに居た二人組の情報屋

太「他に何かある？」

『ええと、あ、

マフィア情報ですが、その

«工藤新一»という高校生探偵が或る日を境に幼馴染みの許から消え、

替わりに«江戸川コナン»という少年が現れた、との事です。」

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