武器など効きません！

9話 ページ10

コナンside

ヨコハマ。
安室さんが云っていた地名。

そして話と同じ二人組。
関係性がありそうだな。

『次来たら、答を出せるようにしてください。』

太「楽しみにしているよ、少年。」

愛花さんと太宰さんはそう云って席から立とうとする。

俺は愛花さんの服の裾を掴み引き留める。

コ「他に何か無いの！？」

そう云いながら盗聴器を仕込む。

すると、太宰さんはこう云った。
太「夜、これが精々出せるヒントだ。」

『じゃあね。』
二人は代金を払い帰ってしまった。

梓・安「「有難うございました。」」

安室さんが此方に目を移した後、梓さんに御使いを頼んだ。

梓「店番御願いしますね。」
安「大丈夫ですよ。」


コ「ねぇ、あの二人って…。」

安「コナン君も気付いたか。

恐らくだけど、ポートマフィアを抜けた二人だと思われる。」

矢張りか…。

安「ただ、«不破愛花»という人物には心当りが無いんだ。」

コ「そうなの？

じゃあ、太宰さんは！？」

安「«太宰治»という人物は黒社会では有名な方だ。主にヨコハマでね。

後、ヨコハマで夜と云えばポートマフィアを表す。」

コ「情報関連と黒社会といえば、情報屋…？」

今はその職業に就いている、ということか？

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