翌日の出来事 ページ35
――――翌日。
フ「おっはよーっ！」
カ「おはよう、フウカちゃん。」
ビ「フーカちゃん、昨日のケーキおいしかった♪ありがとね〜！」
フ「いーえ！お礼はチトセに言ってね。」
ア「え、何でよ？」
フ「チトセに買わせたからっ！」
カ「…チトセ君、すごいわぁ…。」
ア「きっと袋の中身は空っぽね…。」
朝になってもあたしたちは変わらない。
昨日はチトセが買ってきたケーキを皆で食べて、わちゃわちゃ楽しんだ後でそのまま就寝。
いつもと全然変わらない日々。
でも。
今日は特別な日。
―――――あたしたちと、アリスたちとお別れの日。
カ「フウカちゃん、荷物ちゃんと入れた〜？」
フ「入れたよ、ばっちりっ！」
カリンに決め顔を見せて、すぐに部屋の外に荷物を放り投げる。
と。
ボカっ！
あたしが思い切り投げた重い荷物が…廊下に立っていた人に直撃したような音が聞こえた。
…でも大体あたしがやらかすときに、付いてくるのは決まってアイツ。
チ「……おっ前ーーーっ！」
フ「わーっ！わざとじゃないんだってごめんなさーいっ！」
チ「どーみてもわざとだろケンカ売ってんのかっ？」
フ「たまたま当たっただけじゃんか！いちいち気にしないでよーっ！」
チ「歩いてたら隣からバッグが吹っ飛んできて頭に命中したんだぞっ！？気にしない奴がいるか！」
紛れもない、ケンカになるのは決まってチトセ。
――昨日、あたしに告白の返事をくれた人。
ユ「さすがだよな、お前ら。尊敬するわある意味。」
そう呆れながら、さりげなく『俺今絶好調』アピールしてくるのはユウ。
ユ「お前らは大変だろーなぁ。俺は順調だけどよ♪」
お蔭でこっちは苛立ちMAXだ。
ユウがああ言ってくるのは、あたしがチトセを好きだという事を見透かしてるか、もしくはアリスがユウにばらしたかだと思う。
チトセが苛立つ理由は……分かんない。
けど事実は事実。
誰だって『リアルに充実してるヤツ』が見下ろしてきたら腹立つでしょ。
拳を震わせ、黙ってユウを睨む。
コイツ、アリスと上手くいってるからって調子乗ってるなぁ！？
チ／フ「わざわざ報告しなくても、上手くいっとることぐらい分かっとるわああっ！！」
二人でユウに怒鳴った。
『チトセには何て言われたのか？フウカは何て言ったの？』って？
もう、そんなに急かさないでよ分かるけどさぁ。
…ふふっ。
フ「…まだ、ここでは内緒っ！」
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ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» 私はバッチリチトフウ派ですっ！でも、最近カイフウも良いかなって思い始めました(笑) (2020年4月3日 6時) (
レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - これってチトフウですよね？ところで、ケイさんは何フウ派ですか？私はカイフウ派です。 (2020年4月2日 23時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» そんなにっ！？(笑)嬉しすぎて頬がにやけます。。(←ヤバい奴です) ありがとーございます♪ (2020年3月31日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - なんど読んでも、面白い！凄すぎる (2020年3月31日 15時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - のんのんさん» いやぁありがとうございました！のんのんさんの言葉、すっごく心に染みてましたよ〜〜 嬉しかったです。良ければ友達なりませんかっ？ (2020年3月31日 9時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2020年3月17日 18時
