好きな人と幼い頃の約束 ページ49
アリスside
フ「あたしの好きな人は……」
フウカの言葉にゴクリと飲み込む、私。
ア「誰よっ？」
フ「え、えっと…その…」
ア「も―っ！早く言ってよねーっ！」
フ「………………………………………い、いないの……………」
散々たたき起こして…結果がコレっ！？
ア「ハァっ！？なにそれーっ！」
と叫んだものの、
フ「…っていないわけないでしょ…一応あたしも『恋する乙女』なんだから。」
と可愛いことを言われて、騙される。
ア「……ちゃんと言ってよぉ…」
フ「自分から『ハッキリ』言えるわけないよ〜。」
フウカは「あぁ///やっぱ無理〜///」と言ってしゃがんでしまった。
私は(もう無理だ。)と思って
ア「もういいよ〜ぉ。絶対フウカからは聞けないって思ったからさ。」
と言った。 するとフウカはその言葉を聞いてパッと顔を明るくさせて
フ「ホ、ホントっ！？」
予想通り、ニコニコ笑った。
正直、可愛いなと思って許そうと思ったけど、そこでハッと良心が目覚めて(良心なのか？)
ア「あ、でも、ヒントはきち〜んと教えてもらいますよ〜っ！」
とパティ先生風に言ってみた。
フ「えぇ〜…。はぁ…」
フウカは嫌々言うと
フ「ん〜…。あたしにとって『一番大切で、なくしたくない』かな…」
と真剣に答えてくれた。
ア「へぇー…。なるほどね…。」
私がフムフムとうなずいてると
フ「あとあとっ！ゲームの中の『グラウディ』みたいな人っ！」
とご親切に二つも教えてくれた。
ア「へ〜…。ってか、またゲームなの。」
と突っ込むと
フ「だってホントにそーなんだから。仕方ないじゃん。でも案外、いーこと言ったでしょ？」
というフウカ。
ア「…お手上げです、フウカ様。」
と私は、降参の旗を振る。
私たちはお互いの顔を見た後「フフッ」と笑った。
ア「私ね。」
私がいきなり話し始めたのがビックリしたのか、フウカは目を見開く。
ア「小さい頃、私とユウは約束したことがあってね？その約束依頼、ずっとそばにいてくれたの。」
私が言ったら
フ「で？『約束』って？」
と案の定、聞いてきた。
ア「私、小さい頃ちょっとしたイジメにあってて。それから守ってくれたのが、ユウだったの。その時にユウと『何かあったら、絶対俺が守ってやる。』って言ってくれたの。それが約束。」
と言うとフウカは「へ―っ！気取ってるね、ユウ。」と言ってニッと笑ってくれた。
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爽(プロフ) - お久しぶりです元・ケイの爽です。お陰様で40,131 hit頂いております、いつもありがとうございます((これからも宜しくお願い致します…！ (2021年5月19日 21時) (
レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 皆さんお久しぶりですケイです！！なんと35.498hit頂いております。非常に感激です。これからもご贔屓の程よろしくお願い致します。 (2020年7月13日 17時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございますっ！！！！本当に嬉しいです！ (2020年5月22日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしました。｢イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！｣と言う作品に書かせて頂きました。見てくださると嬉しいです！それと、右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年5月22日 15時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - アイリさん» ありがとー！ちょーうれしいです♪更新が遅くなってしまう日もありますけど…これからもどうか見ててくださるとうれしーですっ！ (2018年10月3日 18時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2018年8月22日 21時
