告白 ページ42
フウカside
ア「私、さっきチトセ君に告白してきたのっ!」
フ/カ/ビ「…は?」
…あたしたちは今アリスが言った、予想外の言葉に驚いて固まっている。
ア「なんか、どーしても言いたくなったから、ついつい…」
フ/カ/ビ「ええええええええええええーーーーーーーーーー!!」
あたしはポカーンとして、ビアンカちゃんは何か危険なものを見るように、カリンなんて口から魂が抜けそうな表情をしている。
フ「ど、どどどど、どーして今?」
ビ「どんな感じで告白したのよっ!?」
カ「どこで、告白したのぉ〜っ…」
あたしたちの質問攻めにアリスは「ストップッ!」と言って
ア「今から説明するからっ!待って!」
と言ったから、あたしたちは渋々聞くことに。
ア「あのね―――――――――――――――――
私はフウカ達が、荷物を運び終わって、部屋へ戻ってるときに私だけ抜けてチトセ君のところに行ったの。
ア『チトセ君、ちょっといい?話があるの。』
チ『うん、いいよ。じゃ、外行こうか。』
チトセ君はちょうど、カイ君とシロと一緒にお風呂へ行く途中だったからチトセ君も抜けてもらうことにした。
私が案内したのは、私の家の中で一番お気に入りの『ウェッデル庭園』。とっても広くて大好きな場所。
チ『どうしたの?』
ア『じ、実はね…これから、どんなことがあるか分かんないんだけど、絶対危険なことが待っているって私は思うの。』
私は最初、告白するつもりなんてサラサラなかったの。どんなことからも皆を守ってくれって言いたくて、伝えたくてチトセ君を呼んだ。
ア『もちろん私も全力を尽くす。だけど一人じゃ無理…だから。』
それをチトセ君に伝えると、もちろんと言ってくれた。
チ『アリスに言われなくても、そうするってだいぶ前から決めてたよ。』
ア『え?』
私が聞き返すとチトセ君は空を見上げて
チ『俺だって、守んなきゃいけないものはどんな事をしても絶対守ってやるよ。』
その顔に私は 今言わなきゃ、って思ったの。絶対後悔しないために、ね。
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爽(プロフ) - お久しぶりです元・ケイの爽です。お陰様で40,131 hit頂いております、いつもありがとうございます((これからも宜しくお願い致します…! (2021年5月19日 21時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 皆さんお久しぶりですケイです!!なんと35.498hit頂いております。非常に感激です。これからもご贔屓の程よろしくお願い致します。 (2020年7月13日 17時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございますっ!!!!本当に嬉しいです! (2020年5月22日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしました。「イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい!」と言う作品に書かせて頂きました。見てくださると嬉しいです!それと、右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年5月22日 15時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - アイリさん» ありがとー!ちょーうれしいです♪更新が遅くなってしまう日もありますけど…これからもどうか見ててくださるとうれしーですっ! (2018年10月3日 18時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ケイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時:2018年8月22日 21時