満喫してねっ！ ページ38
フウカside
あたしたちは国の人たちの治療を、進めていくとあっという間に終わった。
フ「やった♪終わったね〜。」
あたしが「ふ〜」と息をつくと
ア「皆ありがとう！国の人たちもきっとすぐ治るよ。せっかく楽しんでもらおうと思ってきてもらったのに…ゴメンッ！」
と何故か、最初らへんはニコニコしてたのに、途中から悲しそうな顔をして頭を下げてまで謝ってきたので「へ？」となった。
カ「ア、アリスちゃんが謝ることはないはよぉ〜…ねぇ、フウカちゃん。」
フ「そ、そーだよっ！今も充分満喫してるし。全然いいよっ！ビ、ビアンカちゃんも、ほらっ！」
ビ「えっ、え、私？私は関係ないんだけどなぁ…アリスっ、もういいじゃんか、フウカちゃん達もここまで言ってくれてるんだから。ねっ？」
あたしと、カリンとビアンカちゃんはそわそわしながらアリスに言う。
すると、アリスは顔を上げて
ア「…分かった。」
と言った。でも、あたしたちがホッとしたのもつかの間で
ア「じゃ、私が誠心誠意もってこのお城でゆっくり満喫してもらうよっ！」
ときっぱりと言い切った。
ビ「全然わかってないじゃない…」
フ「だから、『満喫してる』って言ってるじゃんかぁ〜…」
カ「ま、まぁいいじゃない。アリスちゃんのしたいことをさせてあげましょうよぉ〜」
「わたし、楽しみよぉ〜。アリスちゃんがどんなことしてくれるのかとっても気になるわぁ〜」と呆れているあたしたちをよそに、カリンは楽しそうに言った。
チ「確かに、アリスはどこまでやってくれるんだろうね。」
と、あたしに向けた顔はどこへやらアリスに微笑んでいる。
そんな変な奴に、アリスはパァッと顔を明るくさせて
ア「チトセ君っ！楽しみにしててねっ？」
と言いながらギュッとッチトセの手を握った。
あたしはそれを見るとちょっと、ううん、すごく胸が痛かった。
(あ…れ？どうしたんだろ？…アリスを見たからかな？)
そっとあたしは胸の前で手を組んでみた。
(チトセの事なんてどーでもいいって思ってたけど…そーじゃないのかな。)
一人で自問自答してると、こんがらがってきた。
(ま、あたしが考えるようなことじゃないよねッ！)
あたしはブンブンと首を振って忘れることにした。
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爽(プロフ) - お久しぶりです元・ケイの爽です。お陰様で40,131 hit頂いております、いつもありがとうございます((これからも宜しくお願い致します…！ (2021年5月19日 21時) (
レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 皆さんお久しぶりですケイです！！なんと35.498hit頂いております。非常に感激です。これからもご贔屓の程よろしくお願い致します。 (2020年7月13日 17時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございますっ！！！！本当に嬉しいです！ (2020年5月22日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしました。｢イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！｣と言う作品に書かせて頂きました。見てくださると嬉しいです！それと、右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年5月22日 15時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - アイリさん» ありがとー！ちょーうれしいです♪更新が遅くなってしまう日もありますけど…これからもどうか見ててくださるとうれしーですっ！ (2018年10月3日 18時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2018年8月22日 21時
