あたしは大丈夫ッ! ページ35
フウカside
ユ「それは…『金色の髪をした英雄』だけと言われている。」
ユウがそう言った途端、あたしは背筋が少しゾッとした。
ア「ユウっ!少しは考えてよっ…フウカがいるでしょっ?」
アリスが大きな声で怒鳴った。
ユ「知ってる。」
ア「じゃ、どぉして言うの?」
アリスが恐る恐る聞くと
ユ「言っておかないと、いつ言うんだ?これで黙ってたら、またいつかフウカが傷つくだけだ。今言っておいたほうがこの先、安心だ。チトセ達もいるんだし。」
ユウが「なっ!」と言うと、チトセはうなずいて、カリンは微笑んで、カイは…分かんないけど、皆はコクリとうなずいて答えた。
チトセ達が言ったのを見て、アリスは
ア「良かった…良かったよぉぉぉぉぉぉおっ!!」
と言って、泣いている。
フ「あたしはだーいじょーぶっ!そんな弱くないんだから―ッ!もー、アリスってばさっきから泣いてばっかりなんだから…」
フフッと笑うと「泣いてばっかじゃないもんっ!」とアリスは赤くなった目でジロッと見た。
カ「じゃあ、アリスちゃんも元通りになったことだし、早くアリスちゃんの家に行きたいわぁ。」
カリンがそう言って、ハッと今の目的に気付く。
フ「そーだよっ!アリスの家に行くことが大事なんだよっ!早くいこっ!」
そう言ってあたしは、アリスの手を引いて急ぎ足でアリスの家へ向かった。
チ「お前―っ!何一人で決めてんだ―ッ!」
と後ろから聞こえる、怒鳴り声を無視してねっ♪
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
爽(プロフ) - お久しぶりです元・ケイの爽です。お陰様で40,131 hit頂いております、いつもありがとうございます((これからも宜しくお願い致します…! (2021年5月19日 21時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 皆さんお久しぶりですケイです!!なんと35.498hit頂いております。非常に感激です。これからもご贔屓の程よろしくお願い致します。 (2020年7月13日 17時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございますっ!!!!本当に嬉しいです! (2020年5月22日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしました。「イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい!」と言う作品に書かせて頂きました。見てくださると嬉しいです!それと、右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年5月22日 15時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - アイリさん» ありがとー!ちょーうれしいです♪更新が遅くなってしまう日もありますけど…これからもどうか見ててくださるとうれしーですっ! (2018年10月3日 18時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ケイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時:2018年8月22日 21時