白の国の秘宝『灼熱のルード』 ページ29
アリスside
ア「ここはどこっ！？ディガードっ、いったいどういう事！？」
私は叫んでディガードに言うけど、ディガードは笑うばかり。
ザ「お嬢さん、お話を聞いてくれないと困りますね。」
ザブザスはそう言うと、私に向かって指を振ると
ア「っ！？」
私を喋れないようにした。
ユ「おいっ！アリスに何をしたっ！？」
そういって睨みつけるように上を見上げた。
ザ「まぁまぁ、少しの間喋れなくしただけですよ。」
ザブザスはユウに「落ち着かないとあなたも同じことしますよ。」と言った。
フ「それでっ？なにが目的なのよっ。」
フウカが言うと
ザ「目的…ですか…。」
「うーん…」と大げさに悩むように言うと
ザ「一言、簡単に言うと白の国の秘宝『灼熱のルード』を頂きに来た、と言えばいいでしょうか。」
そう言って、フフッと笑う。
デ「僕はその宝石でこの世界をハチャメチャなすっばらしー世界にしたいワケなんだっ！」
「楽しそー♪」と言ってるディガードにフウカは
フ「なにアイツ、けっこーヤバい奴じゃん…大丈夫なの…」
と言ってる。
ザ「と、言うことで『灼熱のルード』頂けますでしょうか？」
ユ「何言ってんだっ！渡すわけねーだろっ！」
そう、ここで簡単に渡すわけにはいかない。渡したところで、あの人たちが変なことに使うに決まってる。
ユウの返事を聞いて、面白くなさそうなザブザスは
ザ「へぇ〜…よくそんな余裕がありますね…プリンセスの家族が人質なのに…」
それを聞いて、私とユウはハッと気が付く。
(そうか…私の家族がいないのは…こういう時のために…！)
私は、今気が付いたことに悔しさが出て、歯を食いしばる。
デ「あれ？プリンセスの友達は何にも知らないの？」
そうだった、フウカ達はこの事をまだ何も知らない。
ザ「では、私が封印を解いてあげますから、私達に秘宝を下さいね。」
そう言うと、フッ…と口封じの呪文が解けて、喋れるようになった。
ア「分かった。秘宝はあげる。でも！フウカ達には何もしないでっ！」
必死に言うと
デ「う〜ん…ま、今日はいっか！」
と言って、ディガードはニコニコ笑った。
ザ「では、頂きます。」
そう言うといつの間にか、手元にあった秘宝『灼熱のルード』を手に握った。
ザ「それでは。」
そう言うとパッと消えた。
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爽(プロフ) - お久しぶりです元・ケイの爽です。お陰様で40,131 hit頂いております、いつもありがとうございます((これからも宜しくお願い致します…！ (2021年5月19日 21時) (
レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 皆さんお久しぶりですケイです！！なんと35.498hit頂いております。非常に感激です。これからもご贔屓の程よろしくお願い致します。 (2020年7月13日 17時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございますっ！！！！本当に嬉しいです！ (2020年5月22日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしました。｢イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！｣と言う作品に書かせて頂きました。見てくださると嬉しいです！それと、右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年5月22日 15時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ - アイリさん» ありがとー！ちょーうれしいです♪更新が遅くなってしまう日もありますけど…これからもどうか見ててくださるとうれしーですっ！ (2018年10月3日 18時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2018年8月22日 21時
