ウチのマネが色々ヤバい件。「3！」【青葉城西】

No．117 ページ23

文化祭も無事終わり、部活は自由。
勿論バレー部も参加自由。



「疲れた………。てか、宮道と原ちゃんは？」

「用事あるらしくて帰りましたよ」

「金田一！国見は…まさか……」

「何ですか…？」

「国見ぃぃぃぃい！！」



国見が参加自由の部活に来とる！！
偉い…偉過ぎるやろ！！
ん、待てよ…。マネージャーは俺と川瀬って事やんな？



「夜凪さぁん！ドリンク作りしましょ〜」

「今行くわ！」



噂をすれば何とやら。
来てもーた。



「まぁ、頑張って下さい」

「国見が冷たい」


・


「夜凪、どう？」

「どうって何がや。アレか。及川達に何ちゃらやろ？」

「そうだけど？」

「別に何もないで。“証拠” あるんやろ？」

「っ！…まぁね」

「ホント、演技上手いなぁ。オマケに痣も化粧？で表現。何でも出来んのな」

「何？私に嫉妬？」

「んなワケあるかっての。何が楽しいん？そんな事して。バレー部自分のモンにする気なんか？」

「そうねぇ…」



俺がドリンク作りをしながら川瀬と会話をしていると、突然上から水が降って来た。



「うわっwwダッセェww」

「マジお前最高ww」



俺に水を掛けたのは違うクラスの奴ら。
川瀬に上手く利用されとんのか。
可哀想やなぁww

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