女バレ界のNo.1リベロに惚れたらしい【岩泉一】

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白樫「ほ〜〜…男バレスゲェ〜！」



力の差だよ、もう。
あんなん取ったら腕もげるわ。

相変わらず、ギャラリーからの声援もスゲェし。
集中出来んのかって。気ぃ散るわ。



「ッシャ！」

「ナイス！」

「次々ー！」

「次切るぞー！」



見てるのも楽しい。
てか、13番絶対無気力……。あと可愛い。

男バレが練習試合を始めて、数十分が経った。
2セット目の後半。
青城が1セット取っている。
現在は青城22−青嵐24で青嵐リード。
2セット目は青嵐が取った。

休憩が入り、3セット目突入。
数分が経った頃。

ちっと、トイレ行こ。



及川「ちょ、岩ちゃん！？」

溝口「どうした！？」


白樫「ね、ねぇ、何かヤバいよ…」

『んぁ？何？』

「血、出てません？！」



青城のエースが鼻血を出したらしい。



白樫「え、A！？」


『…ちょっと、失礼します』

溝口「え？」

『ボール当たりました？』

岩泉「いや…当たったねぇけど…。急に…」



鼻血が急に出る事なんてあるんだ…。
初めて知った…。



溝口「京谷、岩泉の代わりに出てくれ」



エースの代わりに危なそうな奴が出て、試合再開。
俺はエースの応急処置。





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