女バレ界のNo.1リベロに惚れたらしい【岩泉一】

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俺は椅子に座ったまま、こう言った。



『お前らさ、陰でしか愚痴言えねぇの？不満あんなら直接言えよバーカ』

「ハァ！？」

「お前今何つった？！」

『一回で聞き取れよ。耳イかれてんの？
“不満あんなら直接言えよバーカ”っつったんだよ。俺はお前らに不満あるから直接言ってんだよ。

香夜は兎も角、俺にも不満あんだろ？じゃあ、俺には直接言えよ。何でも聞いてやるよ。これだから群れでしか生活出来ねぇ奴はさ、弱ぇままなんだよ』



言い終えると、周りは静まりかえっていた。

あ………一言とか言って全然一言じゃなかった。
あと、俺クソ口悪いから気を付けて。
言いたい事も言っちゃうタイプだから。by白樫



「関わるの辞めようぜ」

「そうだね」

「愛奈ちゃん、私達が守るからね」

中谷「うん、ありがとう」



微笑みながらお礼を言う中谷。

裏の顔はとんでもねぇぞ、ありゃ。



白樫「ありがとね、A」

『え……？』

白樫「何かスッキリした」

『…なら良かった……』

白樫「ん？なした？」

『結構声デカかったから…センセーに連行されたらめんどくせーなって』

白樫「あー、ご愁傷様」

『オイ』




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