女バレ界のNo.1リベロに惚れたらしい【岩泉一】

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白樫「及川捜索隊出動！」

『頑張れー』

白樫「アンタもだよ」

『………』


俺に拒否権は無いのかな？
集合場所は必ず確認しておくように。
ここ、テストに出るよ。


白樫「及川達どこだ〜？」


ん？
何か聞こえる…。
女の子の声…。
泣き声聞こえる…。


『香夜、ごめん。先行っててくんね？』


俺は香夜にそう言って泣き声のする方へ行く。


白樫「あ、ちょ、A！？こんな人混みの中入っていかれてたら困るんだけど…。取り敢えず及川達探さなきゃ！」


･


『どした？迷子？』

「うん…」

『そっかそっか。誰と来たの？』

「…………」


あ、これあれだ。
知らない人と話しちゃダメってヤツ思い出したんだこの子。
良い子過ぎん？


『大丈夫。悪い人じゃないよ』


俺が言うのもアレだけど…。


「お母さんと…」

『どんな服着てたか覚えてる？髪型とか』

「白い服着てて、髪は長い…」

『オッケー。怪我してない？』

「うん」


こんな会話をしていると、誰かに声を掛けられた。


岩泉「夜凪？何してんだ…？」

『あ、岩泉。迷子の子拾ったからこれから親探し』

岩泉「手伝うべ」

『ん、ありがと。じゃ、行こっか』

「うん！」


何だこの子…可愛すぎんか？
この子20歳になったらお嫁に迎えに行こうかな。




．

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