女バレ界のNo.1リベロに惚れたらしい【岩泉一】

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はーい、Aだよ★
良い子のみんな〜、起きてるかな〜？
今は7時半だよ〜★

はぁ……。

俺は中谷が及川達に絡んでるのを見つけた。


及川「あ！夜凪、おっはよ〜☆」

岩泉「はよ」

花巻「はよ〜う」

松川「おはよ」

『ん、はよ』


話す気にもなれなく、挨拶だけをして中谷を強制連行した。


中谷「また連行だよぉ〜」


マジどっかで痛い目に合えば良い。


・


花巻「何か、A元気無くね？」

及川「それな！」

松川「疲れてるんじゃないの？ほぼ毎回さっきの子の相手してるし」

及川「そうかもね」

花巻「及川、スゲェな…」

及川「そう？」

花巻は「ケッ…無自覚め…」と言った。


岩泉「………」


・


「チャンスボール！」

「A！」

『ん』


体育館には靴と床がキュッと掠れる音、ボールが叩き付けられる音、声が響いていた。


「ナイスキー！」

「次々！」

「惜しいよー！」


そして、ゲームを終えた。


「A、元気無くない？」

「いつも通り無気力って感じなんじゃ？」

白樫「まぁ、あの子無気力なんだけどね？いつもより元気無いなぁって。分かりづらいんだよね。表情とか態度に出ないから」

「そうなんですね…」




.

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