女バレ界のNo.1リベロに惚れたらしい【岩泉一】

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岩泉「お前、何してんだ？」

『あ…岩泉』


声をかけたのは岩泉だった。


『ドリンクの粉買いに』

岩泉「そうか。って…早く着替えろよ…」

『あー、うん』


色々察したみたいで。
てか、ジャージ乾かさないといけねぇ……。

その時、俺の方にふわっと何が乗った。


『…良いの？』

岩泉「風邪ひくべ。返すの明日でも良いから着てろ」

『ん、ありがと』


それは、岩泉のジャージだった。
流石、オカン。


俺が部屋に入ると、香夜がめちゃくちゃ謝ってきた。


白樫「マジでごめん！傘渡せば良かった！っていうか、迎えに行けば良かったのに…。ごめん！」

『良いって…。傘持ってなかったのは晴れてたのに急に雨降って来たせいだし』


天気のせいだろ？
勝手に降ったんだし。


「あれ？そのジャージ…」

「青城の…え！？」

「あ！！」

「男バレの！？」

白樫「えっ、ちょっ…え！？」


ボキャブラリー……。


中谷「アレぇ？何でぇ、そのジャージ着てるんですかぁ？」

『お前がドリンクの粉買いに行かねぇから俺が買いに行って、帰りに雨降ってる中走って帰って来て濡れてたから借りたんだよ。仕事しろよマネージャーだろ』

中谷「ひっど〜い！私ぃ、及川さんに慰めてもらうも〜ん！」

『行け行け。んで戻ってくんな』





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