女バレ界のNo.1リベロに惚れたらしい【岩泉一】

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白樫「A〜、おっはよ〜！」

『はよ』



テンションの高い香夜が来られたか……。
てか、青葉城西と青嵐って意外と近いんだよなぁ。
歩いて15〜20分くらい？
俺は歩きたくないし、用もないから行かないけどさ。



白樫「ね、ねぇ……これ、何？」

『ん？』



目の前には香夜の下駄箱。
そして、内履きが濡れていた。
中には画鋲。



『んー、クソだね』

白樫「うん、アンタは相変わらず口が悪いね」

『靴履かずに行けば？』



俺は自分の内履きを履きながらそう言った。



白樫「え、助けて？」

『ん、スリッパ。センセーには言った』

白樫「アンタ、これで無気力は笑う」

『……真顔で言うな』



人間関係も疲れる事も何か面倒。
人間関係なんて仲良い人が一人や二人居るだけで十分。

教室に入るといつも通り愚痴が聞こえてくる。



中谷「ヒィッ……」

「どうしたの？」

中谷「白樫さんが、今、睨んできて……」

「また！？」

白樫「………」



香夜も言い返すのめんどくさくなってんのウケる。
てか、中谷は飽きないな。




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