【名探偵コナン】美和子さんのお姉さんは警察官

警察官の私と怪しい人 ページ41

Aside


「零っ！あれ…！」

降谷「！あれは…！追い掛けるぞ」

「うん」

小走りで兼森さんを追い掛ける零に私も着いていく。

「こちら佐藤。怪しい人物発見、今から追跡します」

目暮「ああ、分かった。くれぐれもバレないようにな」

「はい」

零と2人で物陰に隠れながら追跡していくと、怪しい人物が刃物をポケットを出すのが見えた。

怪しい人物は刃物を後ろに隠すと、兼森さんに話し掛けた。

やばい、あのままじゃ……！！

少し話すとどんどん青い顔になる兼森さんに、刃物を持ち向かう怪しい人物の方に私は思わず駆け出した。

降谷「A！？」

兼森「うわああ！？」

「っ……！」

男「なっ…！？」

刃物が届く寸前、私は兼森さんを押して刺されるのを阻止した。

兼森「け、刑事さん！？」

男「刑事！？」

「兼森さんっ、大丈夫ですか？」

兼森「は、はい……」

男「くそっ、退け！！」

そう言って私に刃物を向けて来た怪しい人物の腕を掴み放り投げた。

そしてその人の腕を拘束し、動けないように固定した。

手錠を掛けると、観念したように動かなくなった。


兼森「刑事さんっ！」

降谷「A！」

「爆弾予告をしたのは貴方？」

男「爆弾？はっ、そんなの知るわけ……いってててて！！本当だよ！！」

私が腕を少し捻ると、痛そうに顔を歪め大きい声でそう言った。

そしてその人はパトカーで連れて行かれた。

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