【名探偵コナン】美和子さんのお姉さんは警察官

警察官の私と潜入捜査 ページ39

Aside


そして景光と会ってから月日が経ったある日のこと、私は潜入捜査をしていた。

今回の事件はあるパーティー会場に爆弾を仕掛けたという内容で、私はお客さんに成り済ますためにドレスを着て潜入していた。

それにしても、動きにくい……


高木「あ、Aさん！こっちです！」

「高木君！わあ、とっても似合ってるよ！」

タキシードを着ている高木君にそう声を掛けると、恥ずかしそうに「ありがとうございます」と言った。

高木「Aさんもよくお似合いです！」

「ありがとう！でもごめんね、美和子の方が良かったわよね」

高木「！？いっ、いえ、仕事ですので！///」

「ふふっ、そうだね」


すると、パーティーの主催者である兼森さんがこちらにやって来た。

兼森「これはこれは、刑事さん。お久しぶりですね」

「またこのような事件でお会いしましたね……犯人に心当たりはございませんか？」

兼森さんとは一度爆弾事件でお会いしているため、顔見知りだった。

兼森「それが全く無いもので…ですがパーティーを中止するわけにもいかず、こうしてお願いしたまでです」

「そうですか。では狙いが分からない以上、主催者である兼森さんも狙われる可能性があるということですね？」

兼森「その事なんですが、護衛はある方にお願いしているので、刑事さん達は見張りだけお願いします」

「…そうなんですね。分かりました」

私がそう言うと、兼森さんは「では」と言って去っていった。

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