【名探偵コナン】美和子さんのお姉さんは警察官

警察官の俺とかくれんぼ ページ29

諸伏side


俺は今、自分の部屋に隠れている。

松田達にバレるわけにはいかない、そう思っているとあいつらの声が聞こえてきた。

A、ダメだったのか…！！


松田「誰も居ねぇじゃねーか」

萩原「てっきり誰か居るんじゃないかと思ったんだけど……」

「だ、だから何も隠してないって言ったでしょ？」

松田「……どっかに誰か居んのか？」

「そ、そ、そ、そんなわけないじゃないですか！？」

萩原「なんで敬語？」


いやA、バレバレだぞ！？

松田達、鋭いし気付くんじゃ……


松田「……誰が居るんだ？」

「だ、だっ、誰も居ないよ！？」

松田/萩原「………」


これ絶対バレてるだろ……

Aは隠し事とか苦手だもんな……


松田「じゃあ別に確認してもいいよなぁ？」

「えっ！？そっ、それは……！」

萩原「よーし、やるぞ〜」

「わー！！待って！待って！」

萩原「じゃあ教えてよ、A」

「えっ、えっと……」


これは時間の問題だな……


すると、どんどん足音が近づいてきた。


「待って、待って！！そ、そ、そこはダメっ…！」


まさか、バレた……！？

や、やべっ…！！


俺が部屋の何処かに隠れようと慌てていると、ガチャッと扉が開かれた。


諸伏「あ……」


俺は扉を開けた松田達と目が合った。


お、終わった……！！

自分でも顔が青くなるのがわかった。

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