【名探偵コナン】美和子さんのお姉さんは警察官

警察官の私と観覧車 ページ11

Aside


そして陣平は順調に爆弾を解体していく。


すると……

爆弾が爆発し、観覧車が止まった。


松田「A、大丈夫か？」

「ええ、なんとか……陣平は大丈夫？」

松田「ああ……だが、今の振動で妙なスイッチが入っちまったぜ……」

「！……水銀レバーね……」

松田「ああ」



すると……美和子から電話がかかってきた。


美和子『もしもし、お姉ちゃん！？大丈夫！？』

『ええ、大丈夫よ……でも水銀レバーのスイッチが入っちゃったわ。

取り敢えず、解体するまでゴンドラを動かさないようにね』

美和子『で、でも爆発まであと5分もないわよ！？』

『……大丈夫よ、美和子。絶対に無事で帰るから…待ってて、ね？』

美和子『ちょっ、お姉ちゃん！？お姉ちゃん！』


そして私は通話を切った。


………ごめんね……美和子………



すると……メールが来た。

！……フッ……



すると、陣平が口を開いた。

どうやら爆弾のパネルに、もう１つの爆弾の場所は爆発の3秒前に映し出されるようだ。


「つまり犯人は警察の誰かをここに閉じ込めるつもりだった、ってことね」

松田「ああ……だからA、お前だけでも…」


「……陣平はどうするの？場所が映し出されるまで待つの？」


松田「……」


「陣平だって気付いてるんでしょ？もう１つの爆弾の場所。


爆弾予告にあった“我が戦友の首”……


円卓の騎士は中世ヨーロッパ……

あの頃の騎士は大抵、十字がデザインされた仮面を付けているんだから……


場所は病院しかない」


松田「……そうだとしてもどこの病院かは分からねぇだろ？」


「そうね……でも、」


松田「！」


私は陣平に携帯で、ある画面を見せた。

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