『幸せな瞬間.... with Jaejoong』...12 (ページ30)

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もう泣かない。ページ30

彩夏「ジェジュンとは…どうなったの？」

A「……こんな私を無条件で愛してくれてるのに

そんな大事な人だって… 離れて初めてわかるなんて、本当にバカだよねぇ。」

彩夏「付き合っていけば、いろんな事があるよ。

Aがジェジュンの為に…って思った気持ちはよく分かる。分かるけど、ジェジュンの場合は

逆効果じゃない？ジェジュンにはAしかいないんだよ？

Aが自分から離れて行ってしまいそうで… 怖くて…心配なんだよ？」

A「うん…。」

彩夏「離れないよね？別れるなんて…しないよねぇ？」

A「…しない。もぅ手を離さないから… 離せって言っても離さないから。

ごめんねぇ。心配かけて…」

彩夏「良かった…。ジェジュンに連絡しなくちゃ！」

A「あっ…それなら…もう大丈夫。」

彩夏「え？」

A「夕べ…来てくれたの。」

彩夏「ちょっと…それ先に言ってよ！私、バカみたいじゃない(怒)」

A「ごめん。でも…まだ信じられなくて…

ジェジュンねぇ…全然怒らないの。悪いのは私なのに… 愛してるって…(涙)」

彩夏「そっか……優しいねぇ… もう、離しちゃだめだよ？」

A「うん…。」

彩夏にヨシヨシされながら、何度目かの号泣。

この二日間で、体中の涙が全部を出し尽くしてしまったくらい泣いた。

彩夏「そろそろ、帰るねぇ…。私もユノに会いたくなっちゃった。じゃーねぇ！」

その夜遅く、ジェジュンから電話がかかってきた。

何となく、かかってきそうで…寝ないで起きていた。

A「もしもし」

ＪＪ「あっ、起きてた…！」

A「うん。なんか…かかってきそうな気がして… お仕事終わったの？」

ＪＪ「ううん。まだ… いまセットチェンジ中。」

A「まだ終わらないの？体…壊さないで？」

ＪＪ「Aの声が聞けたから大丈夫！俺が行ってからどうしてた？

１人で部屋で泣いてなかった？」

A「…泣いた。すごく…」

ＪＪ「またそういう事を言う…。そばで抱きしめれてあげられないのに…」

A「ごめん。彩夏が来てね… いろいろ聞いて貰ってたら泣けちゃって…

また大泣きしちゃった…」

ＪＪ「彩夏ちゃんがいたんだ。１人で泣いてるんじゃなくて…良かった。

でも、泣くのはもう終わり！これからはずーっと笑ってて？分かった？」

A「うん…。」