『幸せな瞬間.... with Jaejoong』...12 (ページ25)

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大泣きページ25

ＪＪ「俺…。会いたくて…来ちゃった。」

A「…電話をくれるって言ったのに…」

ＪＪ「ごめん。開けてくれないの？」

A「だって… 私達…もう……」

ＪＪ「Aのキモチ…もう一度聞きたいって言ったよねぇ？

聞かせてほしい。それまでは俺達、別れてないよ？誰かに見られたらまずいし…開けて。」

確かに、誰かに見られたら…まずいけど…

結局、負けて… ドアを開けた。

A「どうぞ…。」

ＪＪ「うん。ありがとう…」

A「何か飲む？」

ＪＪ「…コーヒー…いい？」

A「そっちに座って、待ってて。」

ＪＪ「今日ねえ、映画の試写会だったんだ。」

A「そう。」

そっけない返事ばかりしてしまう。

ＪＪ「A、本当に別れたい？俺と…離れたい？

今のキモチ…正直に聞かせてほしい。その前に… ヨンヒの事… 何もないから…

ただの映画の共演者… それ以上の感情はない。それだけは言っておくから。」

A「……私は…」

泣いちゃいけないって思ってるのに、涙があふれて…言葉がでない。

ＪＪ「A、泣かないで… ちゃんと話して？」

A「…………どうして… そんなに… 優しの…？

手を離したのは… 私なのに…」

ＪＪ「どうしてかな。 Aを愛してるから…。離した手…また繋いでくれる？

やっぱり…無理？」

A「……私… ジェジュンと手を繋ぐ… 価値がある？

自分から離したのに… また手を繋いでもいいの？」

ＪＪ「いいに決まってんじゃん! なに言ってんの？

俺の方こそ、Aの彼氏でいていいのかなぁ？って思った。

もっとAの事を守ってあげられて、そばにいてあげられる人の方が

幸せになるんじゃないかって思った。」

A「ごめんなさい。こんなに愛してくれるのに…

ジェジュンを不安にさせてしまって…。私には勿体ない人…。」

目と目があって… 見つめ合って…

あっという間にジェジュンに抱きしめられていた。

A「ジェジュン…！」

ＪＪ「別れなくていいんだよねぇ？」

A「本当に私でいいの？」

ＪＪ「またそんな事を… いい加減にしないと怒るよ？」

嬉しくて… また大泣きしたのは言うまでもない。